取締役会実効性評価

グループ経営統括本部内の取締役会事務局が、全取締役及び全監査役を対象に「取締役会の実効性評価に関するアンケート」を実施し、結果を取りまとめて取締役会において分析・評価を行っています。
2024年5月に実施したアンケートの結果、構成・運営・審議等の状況は概ね適切であり、取締役会がその役割や機能の実効性を維持していることが確認されました。
アンケートに寄せられた意見の概要としては、取締役会の構成に関しては、多様性は確保されているとの意見と共に海外人材の登用やIT部門の知見の補強について指摘がありました。また、取締役会の審議に関しては、議事進行は適切に行われ、議論は積極的になされているとの意見と共に、審議時間が足りないと感じた場合もあったとの意見や人的資本への投資に関する意見がありました。
認識した課題の改善を進め、取締役会の実効性をさらに高めるとともに審議の充実化を図るべく対応してまいります。
また、実効性評価のアンケート設問及び手法についても引き続き改善を進めてまいります。

取締役会の実効性評価に関するアンケートの項目 2022 2023  2024
1.職務執行:取締役・監査役自身の職務執行に関する事項 4.5 4.5 4.6 
2.実効性:取締役会全体の実効性に関する事項 4.3 4.3 4.3 
3.構成:取締役会・監査役会の構成に関する事項 4.5 4.6 4.6 
4.運営状況:取締役会の運営状況に関する事項 4.5 4.4 4.5 
5.審議:取締役会の審議に関する事項 4.6 4.7 4.4 
6.支援等:取締役・監査役への支援等に関する事項 4.4 4.0 4.2 
7.指名報酬委員会:指名報酬委員会の実効性に関する事項(2023年新設) - 4.5 4.7 
8.その他:ステークホルダーとの建設的な対話を促進するための体制の確保等 4.4 4.1 4.2 

2024年のアンケート結果