トップメッセージ

「エンドユーザー(消費者)の不便さや困ったことに耳を傾け、解決に導く事業創造を行い、その発展に伴い社会の問題を解決し、貢献できる企業として成長する。」が当社グループの経営理念です。
当社グループは、創業以来、この経営理念の下、常に新しいサービスを創出し、成長を続けてまいりました。

当社グループが提唱するBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)は、クライアント企業の経営資源をコア事業に集中することを促すとともに、既存業務の効率化・コスト抑制を目的とした業務委託事業であり、クライアント企業のエンドユーザー(消費者)に付加価値サービスを通してより高い満足を提供することで差別化と競争力を促進し、企業価値向上を図ることです。

中期経営計画の初年度となる2025年3月期は、国内外での現場対応力を一層強化すべく、グループ会社「株式会社プレミアアシスト」や海外の「ジャパニーズヘルプデスク」において人員や設備を大幅に拡充いたしました。加えて、トラブル発生時の初動対応を担うコンタクトセンター戦略として、2024年6月には岩手県一関市に500席規模の「岩手BPOフォートレス」を開設し、2024年4月の秋田県大仙市、2025年4月の青森県三沢市での新サテライト拠点開設とともに、機動的な拠点ネットワークを拡充しております。

2026年3月期は、売上高700億円(前期比9.9%増)、営業利益85億円(同6.8%増)を計画しております。人材への投資やDX推進を一層加速させることで、サービス品質と効率性を高め、外部環境の変化やコスト上昇に柔軟に対応してまいります。

近年、当社グループを取り巻く環境は国内外においてめまぐるしく変化しております。そういった環境に対して、当社グループは、「人」でしか問題を解決できないBPO事業に特化することにより、様々な高付加価値サービスを創出・提案し新市場の開拓に努めております。そして、当社グループのサービスブランド「Premier」が数多くのエンドユーザー(消費者)に利用され、その方々からの感謝の言葉を糧に社会に必要不可欠な企業になるべく挑戦を続けてまいります。

2025年6月
株式会社プレステージ・インターナショナル
代表取締役社長執行役員グループCEO
玉上 進一